カルコニア 2019 / アントワーヌ・シュヴァリエ
カルコニア 2019 / アントワーヌ・シュヴァリエ
<ワイナリー情報>(輸入元様資料より抜粋)
シャンパーニュには、コート・デ・ブランの南東、ロレーヌ地方に隣接する飛び地があります。エペルネーから67キロも離れたマルヌ河上流に位置するヴィトリ・ル・フランソワ地区です。フィロキセラ禍で衰退しましたが、1971年にAOCシャンパーニュに復帰しました。
コート・デ・ブランと同じ白亜の土壌で、素晴らしいシャルドネが生まれますが、協同組合の力が大きく、これまでシャンパーニュ愛好家には顧みられることはありませんでしたが、この地区にもいよいよ新しい世代の有望なグローワーが現れました。
アントワーヌ・シュヴァリエです。
2014年に家業に参画し、引退した父から継承した畑を全面的にビオロジック&ビオディナミに転換しました。リューディの表現にこだわるアントワーヌは、祖父が植樹した樹齢40年を超えるシャルドネが栽培されるコートに位置するリューディからミレジメのキュヴェでリリースしました。
<カルコニア>
ガリア語(古代ローマ時代のヨーロッパの地域ガリア(現在のフランス)で話されたケルト語派の一言語)で、ヴィトリ・アン・ペルトワ村を指す言葉です。ヴィトリ・アン・ペルトワ村のリューディから生まれたキュヴェであるためカルコニアと命名されました。
手摘みで収穫したブドウをタイエクトプレスし、アルコール発酵は53%をステンレスタンク、32%をブルゴーニュ産の古樽、10%をセラミックのタンクで行い、その後も引き続き同じ容器でシュール・リーの状態で熟成させる。マロ発酵は自発的に行い、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。ティラージュとドザージュのリキュールには、自家製リキュール(ドメーヌのリザーブワインにビオのテンサイ糖を混ぜたもの)使用。SO2は圧搾時に少量添加するのみ。その後は無添加。2018ヴィンテージは9/10に収穫。2019年6月20日ティラージュ。2023年6月20日デゴルジュマン。ドザージュは0.8/l(エクストラ・ブリュット)。総生産量3,129本+マグナム30本。アルコール度数12.5度。2023年7月時点でのSO2トータルは18mg/l。ガス圧は5.9気圧。
<ワイン情報>
タイプ/ 泡・白
品種/ シャルドネ100%
生産者/ Antoine Chevalier (アントワーヌ・シュヴァリエ)
銘柄/ カルコニア(Carkonnia)
国/ フランス
地域/ シャンパーニュ
生産年/ 2019
栽培/ ビオディナミ
SO2/ 圧搾時に少量添加