クレオビュリンヌ シャピトル・ドゥ 2020 / ジュリー・デュフール
クレオビュリンヌ シャピトル・ドゥ 2020 / ジュリー・デュフール
「第二章」
ナチュラル・シャンパーニュの造り手「ジュリー・デュフール」の物語。第一章が早々と売り切れましたが、待望の第二章が届きました。
父親の逝去後、母フランソワーズ・マルティノ、弟シャルルとジュリーに3分割された15haの畑。ジュリーは2010年にワイナリーを設立。当初からビオロジックの畑で、3つのリューディーに分かれる畑には、ピノ・ノワールとシャルドネが栽培されています。河と谷の起伏が幾重にも入り組んだ地形、地質はキンメリジャンの石灰土壌が主体。ブドウ畑の周囲には小さな森や林に沢山点在し、自然にアグロフォレストリーができているという、造り手にとって、とっても素晴らしい自然環境に恵まれています。
ジュリーは、栽培ブドウをすべて売っていましたが、2016年の収穫から元詰を開始。2019年の収穫から弟シャルルと同じセラーで醸造を始め、野生酵母による醸造、醸造添加物は一切加えず、圧搾時に必要最低限のみ使用。ナチュラル・シャンパーニュの造りへ大きく舵を切りました。
そんなジュリーの「第二章(Cléobuline Chapitre 2)」。
ワイン名のCléobuline(クレオビュリンヌ)とは、古代に遡るギリシャの女流詩人の名前ですが、 いつか自分でシャンパーニュを造る際はこの名前を付けようと心に決めていたジュリー。
「女性らしさや喜び、花、自然、ダイナミズム、若さの躍動」などを象徴する名前をワイン名にしました。
Chapitre 2(シャピトル・ドゥ)は、「第二章」という意味で、今後リリースされるシャンパーニュは、「第三章」「第四章」と続いてきます。小説の章が同じ物語ではないように、ジュリーのキュヴェも毎年異なる造りの物語がリリースされていく計画です。
<ワイン情報>
タイプ/ 泡・白
品種/ シャルドネ100%(リューディLes Ormes レ・ゾルムのブドウ100%)
生産者/ Julie Dufour(ジュリー・デュフール)
銘柄/ クレオビュリンヌ シャピトル・ドゥ(Cléobuline Chapitre 2)
国/ フランス
地域/ シャンパーニュ
生産年/ 2020
栽培/ ビオロジック
SO2/ 圧搾時に限り必要最低限のみ添加