リースリング 2021 / ベンツェ・ビルトック
リースリング 2021 / ベンツェ・ビルトック
「石灰岩の層に根が届いたのだろうか…」。
ワインから「天才」という言葉がまず浮かぶ凄まじいセンスのある造り手。
その魅力とは?
ワイン造りにおいて、亜硫酸を全く使わずに造ることは、至難の業と言われています。その難作業を2011年の醸造開始以来、僅か7年で成し遂げた天才醸造家ベンツェ・イシュトヴァン。
自然の力こそが全てで、自身は結局何もできない。いや、できる限り何もせず、自然に力を発揮してもらうことで、畑とブドウの調和が発見できる。その調和がワインに反映され、その年のワインが出来上がるものなのだ、と彼は考えます。
非常に複雑な土壌を持つイシュトヴァンの畑の近くには、玄武岩の石柱がパイプオルガンのように連なった自然遺産があるそうで、その景色を目にしたとき運命的な出会いを感じたことをキッカケに、IT業界出身の彼がこの地でワイン造りを始めたそうです。
亜硫酸無添加による欠点はなく、飲んで実感できる圧倒的な品質と美しさに魅了されます。
<リースリング>(輸入元資料より抜粋)
2021年ヴィンテージ。Istvanは2015年植樹のリースリングに変化がおきたと感じています。
「石灰岩の層に根が届いたのだろうか…」。
圧倒的な酸、無限に成長するのではないかと感じるほどの熟成可能性。樽や石器の中にある21年以降のワインもこの傾向は変わりません。
うすく霞む黄金色。格調高いフローラルなリースリングです。スイカズラ、スイレン、そしてジャスミン。続けて洋ナシ、かりん、白桃が香り、締りのある酸と豊かなうま味が調和して、ワインにまとまりを感じます。時折感じるクリーミーなコクがたまりません。
<ワイン情報>
タイプ/ 白(うすオレンジ)
品種/リースリング100%
生産者/ Bencze Birtok(ベンツェ・ビルトック)
銘柄/ リースリング (Riesling)
国/ ハンガリー
地域/ ヴェスプレーム、ヘジマガス
生産年/ 2021
SO2/ 無添加
ー公式ホームページー
http://www.benczebirtok.hu/en/