レ・ゾルグ 2018 / ラルブル・ブラン
レ・ゾルグ 2018 / ラルブル・ブラン
『造り手の個性を味わう楽しさ』
家具職人、屋根職人、オートバイの技術職人の道を歩んできた、フレデリック・グナン氏。企業研修で、有機栽培を行うワイン生産者の元で1年研修すると、人的介入を限りなく控えたワイン作りに衝撃を受け、ブドウ栽培とワイン醸造の道を歩み出したのが、40歳の時。
実直で、心優しく、人生を楽しむことに長けた人、と言われるフレデリック氏は、ブドウ栽培・ワイン醸造に置いても、その眼差しは妥協なく真剣そのもの。仕上がるワインからは、彼の個性を思う存分楽しめるもの。『ワインって面白い』そんな発見と喜びを感じて頂けると嬉しいです。
ご紹介するレ・ゾルグは、輸入元様の元に、2021年3月入荷。4ヶ月落ち着かせてのリリースです。
<テイスティング・コメント>※輸入元様資料より抜粋※
例年は樽中にある液体の個体差によりグラン・ゾルグにプティット・オルグと上下2つのキュヴェに分かれていますが、2018年は1つのキュヴェとなります。僅かにオレンジがかったやや淡い赤色。ドライ苺やフランボワーズ、赤い果実のコンポートなどやや凝縮した深みのある果実香に、加えてお香や赤や紫の花々、やや芳ばしいフュメ香などが感じられます。口に含むと優しい甘みと瑞々しい果汁感を想わせながら、広がりゆく中でしっとりと落ち着きのある印象を伴い、大きく膨らんでいきます。果実の深いエキス感や華やかな風味にフュメ香がほどよく加わることで、奥行きやトーンの落ち着いた雰囲気を引き出します。赤い果実の明るく可憐な様子と奥ゆかしく上品な雰囲気を兼ね備え、穏やかな酸が全体をしっかりとまとめブレのないアフターへと導き、長い余韻と旨味溢れる味わいを感じられる仕上がりです。
シーン/ #しっとりした時間 #心置きなく話せるメンバーと #個性を楽しむひととき
<ワイン情報>
タイプ/ 赤(やや淡い) ※王冠ですが、ガスはありません
味わい/ 優しい甘みと瑞々しい果汁感、上品で落ち着いた味わい、溢れる旨味
品種/ ピノ・ノワール
生産者/ L'Arbre Blanc(ラルブル・ブラン)
銘柄/ レ・ゾルグ (Les Orgues)
国/ フランス
地域/ オーヴェルニュ
生産年/ 2018