イル・ポッツォーネ トスカーナ ロッソ 2020 / ジャコモ・バラルド
イル・ポッツォーネ トスカーナ ロッソ 2020 / ジャコモ・バラルド
トスカーナ最南端の小さな街サン・カシャーノ・デイ・バーニで、独自のワイン造りを貫く造り手ジャコモ・バラルドが、日の目を浴び始めました。
「ワインの科学」の著者であり気鋭のジャーナリスト、ジェイミー・グッド氏が高く評価。
前代未聞の畑内発酵ワインは、熟成感とフレッシュさが同居したような枯淡で描く世界。
抜栓直後から全開、圧倒的な完成度にご期待ください。
<造り手の紹介>
1990年代、ジャコモの父シルヴェストロが設立した家族経営のワイナリー。当初はワイン栽培やワイン造りをしておらず、森や牧草地を所有。初めて苗木が植えられたのは2009年の事でした。
ジャコモは、大学で栽培醸造を学んだ後、ボルドー、ブルゴーニュ、ニュージーランドパタゴニアなど、世界中を旅して経験を積み、特にドメーヌ・ド・モンティーユでの素晴らしいワイン作りで、ワインに永遠の恋をしました。
2016年、彼はトスカーナ南部にある実家に戻り、自身のワインを造ること決意。
ヨーロッパ初のブドウ畑の中で発酵させる未聞の手法。自らを“No Natural”自然なままではなく人の力でワインは導くという主張で、独自のワイン造りをしています。
<イル・ポッツォーネ トスカーナ ロッソ>(輸入元様資料より抜粋)
ジャコモ・バラルド トップワインのひとつ。ブドウ畑の真ん中に位置する井戸にちなんで名づけられました。
爆発的な果肉の風味を貝殻の欠片と石灰がもたらす塩気とフレッシュな酸でバランスを取っています。
古いブドウ畑からボディと個性のあるサンジョヴェーゼ。レッドベリー、ブラックベリーの香り。3つのサンジョヴェーゼ クリュの中で最も“寛大”で豊かな味わいです。包み込むようなエレガンス。大らかなタンニン、現時点から楽しめ、熟成すると明らかな個性を持った複雑なワインになります。
樹齢:1975年に植樹。 アルコール:13.5%
畑・土壌:ピアッツェ、貝殻と石灰岩が多く存在するシルト・粘土、砂質凝灰岩。南東向き。標高340m
醸造・熟成:自生酵母で30日間かけて発酵。25%を全房。バリックでMLF。オークバレルで18か月、ステンレスタンクで6か月、18か月瓶熟成。
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ サンジョヴェーゼ
生産者/Giacomo Baraldo(ジャコモ・バラルド)
銘柄/ イル・ポッツォーネ トスカーナ ロッソ (il Pozzone Toscana Rosso)
国/ イタリア
地域/ トスカーナ
生産年/ 2020
栽培/ オーガニック