イントク / ラ・カーヴ・デ・ノマード

「バニュルス期待の新星が現る」

将来バニュルスを代表する素晴らしい造り手になると期待する、希少な造り手のワインを入手しました。

かつてミュージシャンだったポルトガル出身のホセ・カルバルホ氏が立ち上げた「ラ・カーヴ・デ・ノマード」のワイン。

2005年にシュタイナー農法を学んだ彼は、若い時分からビオディナミで野菜を栽培、秋になるとワイナリーに収穫のお手伝い、バニュルスは前妻と知り合った思い出の地で、秋になると収穫のためにバニュルスに戻る生活をしていたそうです。

次第に醸造に関心を抱いたカルバルホ氏は、ボルドーで栽培から醸造を経験し、敬愛してやまないアラン・カステックスやブルーノ・デュシェンが住むバニュルスで、ワイナリーをスタートすることが出来ました。

ここからが波乱の道。あちこちに点在する小さな畑は、ほぼ手作業。ストイックな彼の栽培方法に加えて平均樹齢65歳のブドウ樹から収穫できる量では、生活が続けられない…

意を決して2015年夏に実施したクラウドファウンディングでの資金集めは成功し、畑を買い足すことが出来、僅かながら生産量を増やすことができました。と言ってもまだまだ少なく、このように日本で販売ができるなんて…と、しみじみ。

実直で前向きなカルバルホ氏は、将来バニュルスを代表する素晴らしい造り手になると期待する、希少な造り手。

貴重な１本を、大切に召し上がって頂けるお客様と分かち合えると嬉しいです。

＜ワイン情報＞
タイプ/ 白・微発泡（王冠）
味わい/ 薄濁り、和柑橘系の香り、旨味を伴う爽やかでフルーティーな風味とほんのり塩味も
品種/ グルナッシュ・ブラン70%、グルナッシュ・グリ30%
生産者/ La Cave des Nomades （ラ・カーヴ・デ・ノマード）
銘柄/ イントク （Intoku）
国/ フランス
地域/ ルーション
生産年/ 2020
栽培/ ビオディナミ
SO2/ 無添加