エロイン 2015 / ラ・ロジュリー
エロイン 2015 / ラ・ロジュリー
<ワイナリーについて>(輸入元資料より抜粋)
ラ・ロジェリーは、シャンパーニュ、アルザス出身の夫妻によって設立された2つの産地を股にかける超新星ドメーヌ。ファースト・ヴィンテージを2022年にリリースとまだ歴史が浅いが、恵まれた家系のルーツを活かし、畑を拡大しており、既に世界から熱い視線が注がれている。
フランソワはアヴィーズで3世代続く栽培農家の生まれであり、現在2人が所有するシャンパーニュの畑は、フランソワの祖父母が1937〜1960年の間にセレクション・マッサールで植樹した区画がベースとなっている。
ジュスティーヌは中部アルザスのニーダーモルシュヴィア村の出身で、近年急激に人気が高まっているワイナリー、アルベール・ボクスレの現当主、ジャン・ボクスレのいとこにあたる。
ともにブドウ栽培やワイン生産に携わる家系に生まれた夫妻は2015年からシャンパーニュの畑の管理を徐々に引き継ぎ、2016年に僅か0.6haの畑とともに2人のルーツを1つにしたドメーヌ、ラ・ロジェリーを設立した。最初の数年間は畑を健全な状態に回復させることに注力し、オーガニック栽培への移行や、 馬や羊を用いた耕作や植生の管理、ブドウ樹の仕立て方の変更、自家製堆肥の使用、大麦やマスタードの種子を撒いたカバークロップの導入を行った。 畑が2人の求める姿に近づいた2018年のブドウからようやく最初のワインを手掛け、そのファースト・ヴィンテージを2022年にリリースした。
栽培・醸造の両方において、2人が大事にしているのは「健康的で可能な限り自然な方法で作業を行うこと、そして最適な成熟度でブドウを収穫すること 」。ブドウは成熟を待って収穫し、区画ごとに分けて醸造の工程を進めていく。 シャンパーニュ、アルザスともに木樽を用いて自然酵母で発酵、熟成し、MLFも自然に任せている。澱と共に長期熟成後、無清澄・無濾過で瓶詰めを行う。
<エロイン>
フランソワの父が残していた稀少なブラン・ド・ブラン。アヴィーズに植わる樹齢60年のブドウを使用。熟した青リンゴにハニーサックルのアロマ。口当たりは柔らかく、緻密な酸がワインに溶け込んでいる。フィニッシュには塩味とわずかな苦みのアクセントが感じられる。
<ワイン情報>
タイプ/ 泡・白
品種/ シャルドネ100%
生産者/ La Rpgerie(ラ・ロジュリー)
銘柄/ エロイン(Heroine)
国/ フランス
地域/ シャンパーニュ、コート・デ・ブラン
生産年/ 2015
栽培/ オーガニック