グリューナー・フェルトリーナー ウンエンドリッヒ 2021 / ワイングート エフ エックス ピヒラー
グリューナー・フェルトリーナー ウンエンドリッヒ 2021 / ワイングート エフ エックス ピヒラー
<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)
この家族経営のワイナリーの長であるフランツは同業者たちから敬意と畏怖を込めてF.X.と呼ばれ、自然との対話に優れた葡萄栽培家として有名です。ワイン醸造を始めた当初、無口で無骨な彼がこれほどまでに頭角を現すとは、誰もが想像していませんでした。しかし、彼は繊細な感覚と鋭い目を持ち、畑に出れば土壌、気候を感じ、葡萄の最大限のポテンシャルを引き出せる才能を持っています。
ピヒラー家は1928年から本格的に家族経営のワイナリーとしてスタートし、所有畑3ヘクタールから現在、20ヘクタールまで拡大。葡萄栽培はヴァッハウ特有のテラス状の急斜面で行われることからすべて手作業で管理されるという過酷な条件ではあるが、世界遺産にも認定されているヴァッハウの土壌のポテンシャルとこの地ならではの気候を最大限利用し素晴らしいワインを生産し続けています。現在父、フランツの息子ルーカスが醸造責任者としてワイン畑の管理、醸造を取り仕切り、母であるルドルフィーネが販売管理を行っています。
所有畑20haでは50%をグリューナー・フェルトリーナー、40%をリースリング、残り10%でソーヴィニヨン・ブランを栽培しています。父、フランツのこだわりは小さい房のなる葡萄の樹のみを探し畑に植える事です。
<グリューナー・フェルトリーナー ウンエンドリッヒ>
「自然の多様性は無限ですが、どのブドウ畑も人生や歴史、さらには私たちの家族を反映する小宇宙に似ています。」
ワインからテロワールと品種の特徴を最大限に引き出すためのあらゆる可能性を使い果たすというアイデアは、最初の「ウンエンドリッヒ」が生産されるずっと前からすでに存在していました。 1998 ヴィンテージで、このビジョンが初めて現実になりました。
最初の樽テイスティングでは、決定的な「モーツァルト」の個性と無限に長い余韻を持つリースリングが誕生したことが確認されました。 したがって、このユニークなワインに選ばれた名前です。
劇場の絵入り年代記の中で、モーツァルトの「魔笛」の舞台風景の草案を特定しました。 これはプロイセンの建築家で舞台美術家のカール・フリードリッヒ・シンケル(1781-1841)がデザインした背景で、青い背景に星空が描かれており、宇宙の無限の象徴として「夜の女王」が描かれています。舞台設定を寓意とした、無限の余韻を持つ「無限」のワイン。
<ワイン情報>
タイプ/白
品種/ グリューナー・フェルトリーナー 100%
生産者/ワイングート エフ エックス ピヒラー(Weingut F.X.Pichler)
銘柄/ グリューナー・フェルトリーナー ウンエンドリッヒ(Grüner Veltliner Unendlich)
国/ オーストリア
地域/ ニーダーエスタライヒ ヴァッハウ オーバーロイベン
生産年/ 2021
栽培/ オーガニック
公式HP:https://fx-pichler.at