サブロン NV(2018) / ブリス・アルーシュリー
サブロン NV(2018) / ブリス・アルーシュリー
今、シャンパーニュの中で、スター生産者が続々生まれ、注目のエリアのひとつエキュイユ村から、ブリス・アルーシュリーの新着シャンパーニュ。
2013年に初めて自身のワインを手掛けたブリス・アルーシュリー。ブリスの祖父、父ともにブドウ栽培者で、協同組合のワインメーカーで独自ブランドのワインを造っています。ブリスは、家族の畑でワインを醸造し、自身のワインを作ることを決めました。歴史は浅いものの、そのクオリティは素晴らしいものです。
所有する区画はエキュイユとサシーにあり、どちらも砂質&シルト質の土壌で、主に東と北東向きの区画。土壌由来のふんわり感+東&北東向きの少し冷涼なニュアンスを映し出します。
ワイン造りは、畑からビン詰めまで環境に最大限配慮した取り組みで、醸造は、少量のSO2、天然酵母、樽発酵・熟成(10ヶ月)、天然霜、無清澄・無濾過、少量のドサージュ量、extra brutに拘ります。これらの醸造方法は、ブリスの感性と、自然とブドウに尊敬を払った結果の導入です。
無濾過・無清澄により、フレーバーを出来る限りワインに映し出し、さらにそれぞれのテロワールの個性がワインの中で表現されると考えます。オークでの発酵と熟成を好みますが、それはナチュラルな方法だからという点と、オークによってもたらされるニュアンスが気に入っているから。
熟度の高い果実からの甘やかさと柔らかさ、樽の香ばしさ甘やかさのバランスが非常に良く、エキュイユらしい抜けの良さも楽しめる1本です。
<ワイン情報>
タイプ/ 泡・白
品種/ ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
生産者/Brice Allouchery(ブリス・アルーシュリー)
銘柄/ サブロン (Sablons)
国/ フランス
地域/ シャンパーニュ、モンターニュ・ド・ランス
生産年/ NV(2018)
栽培/ オーガニック栽培