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シュヴァルベンシュヴァンツ(アゲハ蝶) 2023 / アンドレアス・ツェッペ
シュヴァルベンシュヴァンツ(アゲハ蝶) 2023 / アンドレアス・ツェッペ
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<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)
まさに、オーストリアの「本物」の自然な生産者なのだ!
【アンドレアス・ツェッペとは】
今、世界がオーストリアナチュラルワインの動向に注目している。南端の山中、スロヴェニアとの国境に隣接するシュタイヤーマルク州。ここで、実に80年もの間、農薬など全く使われなかった地に、ゼロから畑を作り上げた男がいた!彼の名は、アンドレアス・ツェッペ。
様々な昆虫のエチケットが印象的な彼のワインは今や、ロンドンで毎年行われるヴァン・ナチュールの祭典「RAW」で最も注目されていると言っても過言ではない。
ワインを口に含んだ瞬間から、強烈に記憶が刻まれる、唯一無二の漲るエネルギー。
【本物の自然を追求する男】
オーストリアはヨーロッパーの有機農地率を誇る世界一の「自然派ワイン」の国。しかし、多くの生産者が行っているのはKIP とよばれるリュット・レゾネ(減農薬農法)に相当するもので、自然農法といえるかは難しい。
アンドレアス・ツェッペ氏は 2006年、スロヴェニアの国境に隣接するシュタイヤーマルク州のロイハシャット村に「たった一回でも、農薬を撒いた土地は、その記憶が刻まれてしまうんだ。
だから、私は、過去一切の化学物質が入ったことない土地しかぶどうを植えないのです。」
不耕作であり、枝のカットも、房落とし(青狩り)もしない。悪いぶどうの粒は、畑で徹底的に切り落としバクテリアを蔵まで持ち込まないよう運ぶ。
【土壌について】
土壌はシュタイヤーマルク独特の石灰、これが固形化したもので、この地方ではオポック土壌と呼ばれている。このオボックの中でもテラス状と呼ばれる段々畑を持っているのはアンドレアスだけ。テラスの畑は、その段差を利用して、土を踏まずに作業ができるため、柔らかく、さらにエネルギーがアップするという。

昆虫のエチケットが印象的な、アンドレアス・ツェッペのワイン。
そんな彼の下を、リコルク・スタッフも、2018年7月に現地訪問。
本物の自然を追求するツェッペ氏の、生の声を聞きながら、ふさふさと柔らかい畑を歩いてきました。そして、エネルギッシュな彼のワインが、身体中に染み込んでいくと、もう虜。リコルクにとっても思い入れのある、大切な造り手です。
<シュヴァルベンシュヴァンツ>
オーストリア全土で僅か47ha弱と、非常に稀少なゴールド・ミュスカテラー種にマセラシオンを施したオレンジワイン。エキゾチックだが程よく抑制されたアロマ、ジンジャーを思わせるスパイス感と、ビワや和柑橘のような独特のフルーツ感が、繊細かつエレガントな世界観でまとめられている。(世界的ソムリ工梁世住氏のコメントより抜粋)
<2023年ヴィンテージについて>
2023年は非常に厳しい年。2022年以降、状況は大きく変わり極端な気象が多く見られ、
すべての畑で激しい雹による被害が何度も発生。
結果として、収穫量は50%にも満たない量しか醸造できませんでした。
春から8月初旬までの間に、多くの降雨があり、
その後気温が上がり、ぶどうの成長にとって非常に重要なタイミングとなった。
収量は非常に少ないものとなりましたが、ワインの出来は素晴らしく、アンドレアスはとても満足しています。
全体的にアルコール度数はやや低めで、バランスとタンニンの構造がしっかりしているVTに!
<ワイン情報>
タイプ/ オレンジ
品種/ ゴールド・ミュスカテラー
生産者/ Andreas Tscheppe(アンドレアス・ツェッペ)
銘柄/ シュヴァルベンシュヴァンツ(Schwalbenschwanz)
国/ オーストリア
地域/ シュタイヤーマルク
生産年/ 2021
栽培/ バイオダイナミック農法
