タールヴェグ 2020 / ラングロール
タールヴェグ 2020 / ラングロール
自然派タヴェルの草分け的存在、ラングロール。
今回ご紹介する「ターグヴェル」は、当主エリックの息子、チボーとジョリスが本格的にワイン造りに参入して造ったワイン。
タールヴェグは、水路の中で最も水深の深い場所を結んだ線を意味します。古の時代、このあたりはローヌ川の谷底だったはず。とエリックが気に入って呼び始めたので、そのまま名付けたとか。
チボー曰く「タヴェルと発音も似ているしね!」と。
数年前リコルクに届いた、ラングロールの新銘柄、時を経て、今、リリースの鐘が鳴りました!
<ラングロール エリック・ピュフェルリング>(輸入元様資料より抜粋)
父の仕事である養蜂を手伝っていたエリック氏。
1988年の祖父の引退と同時にぶどう栽培を引き継ぎ、2000年までは農協にワイン販売を行っていた。
同時に土壌の研究をしていた彼は、
「痩せすぎるほど痩せた土地でのワイン栽培は、味わい深く繊細な赤ワインができるはず」と、赤ワインを突き詰めていき、2001年、彼独自のワインが誕生した。
あくまでも自分の目に届く範囲で確実な仕事がしたい、果実のみずみずしさを残すために、クリーンな醸造設備を心がけ、発酵時期には大型の冷凍トラックを玄関前に1か月横付けするという徹底ぶり。
太陽がないと生きていけない“トカゲ”をモチーフにしたラベルが印象的。
冬の辛い畑仕事も、飲んで喜ぶお客さんの顔を思いながら取り組んでいる。
また、日本とエリックのつながりは深く、彼のやっていることを最初に認めてくれたのは日本だという。日本で、いろんな人たちと接し、自分の道が間違っていないことを確認したという。
長男チボーと次男ジョリスが本格的に畑や蔵で働き始めた。2人の時代から4人の時代へ入り、さらに留まることのない進化を続けるラングロール一家は、さらに想像を超えた次元へ、夢のようなワインへ高みを極めていくでしょう。
<ワイン情報>
タイプ/ ロゼ
品種/ グルナッシュ60%、サンソー40%
生産者/ L’ Anglore(ラングロール)
銘柄/ タールヴェグ(Talweg)
国/ フランス
地域/ ローヌ
生産年/ 2020
栽培/ 有機栽培