ナディール 2020 / バティスト・ナイラン
ナディール 2020 / バティスト・ナイラン
<ワイナリー情報>(輸入元様資料より抜粋)
世界的な食のライト&ヘルシー化によって、今ではピノ・ノワールに並ぶ人気品種となったガメィ。そんなガメィの新たな可能性を表現する造り手が現れました。
2015ヴィンテージからナチュラルワイン造りを始めたバティスト・ナイランです。
バティストは、ピエール・オヴェルノワやマルセル・ラピエールのワインに強い感銘を受け、30歳の時にそれまでの仕事を辞めて、ジュリアン・ギィヨとミシェル・ギニエの下で研鑽。
生まれ故郷であるリヨン近隣のコトー・デュ・リヨネ南部のミルリーで1ヘクタールの古木のガメィの畑を引き継いで、ドメーヌを設立しました。
2015年が初ヴィンテージですが、欧米のガメラーのナチュラルワイン愛好家の間では大人気で、既にドメーヌからの割り当て数量しか購入することができません。北の品種が好きなバチストはピノ・ノワールやアリゴテ、シャルドネなどのワインも手掛けています。
<ナディール>
ナディールとはとはフランス語で「天底(てんてい)」のことです。ナディール(天底)はゼニス(天頂)の対義語です。地球の中心を表しています。このワインが、古代からジョージアで造られていたアンバーワインのように、先人達が行っていた醸造法というルーツへの回帰から生まれたことからこのように命名されました。エチケットはつま先でベクトルのように天底を示している人を表しています。
手摘みで収穫したブドウを果皮とともに密閉タンクで野生酵母のみで自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。温度管理も一切行わない。マセレーションは約10週間。発酵後、引き続きタンクでマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・ノンフィルター・SO2無添加で瓶詰め。2020ヴィンテージは8/26に収穫。総生産量718本。アルコール度数は12度。2024年7月時点のSO2トータルは検出限界値で検出されず。
<ワイン情報>
タイプ/ 白
品種/ シャルドネ100%
生産者/ Baptiste Nayrand(バティスト・ナイラン)
銘柄/ ナディール(Nadir)
国/ フランス
地域/ ブルゴーニュ
生産年/ 2020
栽培/ ビオディナミ
SO2/ 無添加