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ノヴァンブル NV20-22 / ル・ナディール
ノヴァンブル NV20-22 / ル・ナディール
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<ワイナリーについて>(輸入元資料より抜粋)
Le Nadir は、ロワール地方ソミュール南部の Brossay と Forges に畑を所有する若手生産者 Fabien Perréard によるドメーヌです。世界中でグラフィックデザイナーとして働いた後、リシャールルロワなどのロワールやソミュールの自然派ワインに魅了され、Château de Villeneuve、Château Yvonne、Domaine Mélaric などで経験を積み、2019年に自身のドメーヌを設立しました。
現在は約2haの畑を有し、主に Chenin Blanc、Cabernet Franc、Grolleau を栽培しています。畑はおよそ 80〜110mの標高 に位置し、ソミュールの中では比較的高所にあります。しかし、Le Nadir のワインを特徴づけるのは標高そのものよりも、各区画の個性的な土壌です。Brossay の畑はジュラ紀由来のシレックス(火打石)や粘土を含む石灰質土壌で構成され、ワインに張りのある酸、塩味、ミネラル感をもたらします。一方、Forges の畑は小高い丘の上に位置し、礫質や粘土を含む土壌から、より豊かな果実味と奥行きのある味わいを生み出します。これらの畑は西風の影響を受けるため、温暖な年でもフレッシュさを維持しやすい環境にあります。栽培は有機農法を基本とし、除草剤や化学肥料は使用せず、畑仕事の多くを手作業で行っています。醸造においても介入を最小限に抑え、野生酵母による自然発酵、無清澄・無濾過を基本とし、亜硫酸の使用は無添加で仕上げられます。熟成には古樽やステンレスタンクを用い、ソミュール特有のトュフォー(石灰岩)を掘り抜いた地下カーヴで静かに熟成させています。
代表的なキュヴェには、Chenin Blanc から造られる La Dîme d'Artémis や Chebro、Cabernet Franc の Forêts Paisibles、Grolleau を主体とした Novembre や La Nuit, Le Silence などがあります。いずれも果実味を過度に強調することなく、土地の個性と繊細さを表現するスタイルが特徴です。Le Nadir のワインは、派手なアロマや濃厚さを追求するのではなく、石灰質土壌由来の緊張感やサリニテ(塩味)、飲み疲れしない軽やかさを大切にしています。そのため、ロワールのクラシックなテロワール表現とナチュラルワインの自由な感性を兼ね備えた、非常に現代的なソミュールの生産者として注目されています。
<ノヴァンブル NV20-22>
この区画では、2020年のグロローは豊富な収量がありました。2020年に2022年のグロローを4分の1加え再発酵させリフレッシュさせました。心地よい酸味としっかりとしたボディがあり、冷やして飲むとより美味しいです。透明感のあるガーネットの外観。フランボワーズやグロゼイユ、梅を思わせる赤い果実にローリエやローズマリーなどのハーブや湿った草木の香り、火打石を連想させるミネラルのニュアンスが重なります。口当たりは軽やかでしなやかですが、低アルコールながらも味わいは充実しており、余韻には熟成由来のほのかなマッシュルームのニュアンスが現れ、複雑さと奥行きを与えています。自然な造りならではの透明感とエネルギーに満ちた一本です。
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ グロロー100% 平均樹齢50年
生産者/ Le Nadir(ル・ナディール)
銘柄/ novembre(ノヴァンブル)
国/ フランス
地域/ ロワール、ソミュール
生産年/ NV(2020〜2022)
栽培/ オーガニック
SO2 / 無添加
