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ブランク センサ・パペルス 2023 / ボデガ・クランデ スティーナ

ブランク センサ・パペルス 2023 / ボデガ・クランデ スティーナ

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税込み。

<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)

「清純(Cleannes)に、誠実(Honest)であり続ける事」をモットーに掲げ、2018年にワイン・プロジェクトを始動させた若き生産者フェラン・ラクルズ。


幼少期よりブドウ畑が身近にあり、ワインと共に成⻑してきたフェランは、10代の頃から叔父と一緒にワインを造っていました。醸造には余計なものは一切加えず、全てをブドウに任せて、ペネデスのテロワールを表現しつつ、ピュアなワインを造ってます。


ペネデスは地中海性気候で、様々な地形から「マイクロクライメイト」の恩恵を受けています。全体的に乾燥した気候ですが、降雨量はワイン造りに最適な量を得ることができます。


土壌は”Argilo-Calcaire”(粘土石灰質土壌)。大昔、土壌に堆積した海洋生物の遺骸や貝殻が地層化してゆき、石灰を多く含む土壌が出来上がりました。豊富なミネラル分を含む土壌ではブドウにストレスがかかり、ひと粒ひと粒が凝縮したブドウを生み出しています。


醸造においては、「皮」を重視し、自身で発明した網付き器具を使用しています。スキンコンタクトでの発酵の最中に果房を発酵槽の中に沈め、果房の酸化を防ぎ、皮のタンニックなニュアンスでははく、エレガントで香り高い味わいに仕上げます。


フェランは葡萄畑では「土壌」を大切にしています。

「土壌はブドウにとっては「家」にあたります。私たち人間も良い条件の家があれば住みたいと思う。それと同じで、何の汚染もされていない健康的な土壌が良いワインを生み出すのです。」叔父から教わった、「いいワインを造るには、常に思いやりと信念をもって取り組むことが大切だ」という誠実さを忘れず、彼の純粋な心と、ワイン造りに真意に取り組んでいる丁寧な想いが込められています。


全てのワインに共通して贅肉を削ぎ落としたストイックな印象。だからこそ、苔むした岩から滴り落ちる磨きこまれた水を思わせる透明感とピュアさ、懐石や禅に通ずる感覚があります。


<2023年ヴィンテージについて>

「2023年は、ここ数年(2021〜2023)続く深刻な干ばつの影響を強く受けた年でした。水不足によりブドウ樹は光合成を止め、糖の生成が進まず、結果としてアルコール度数は低めとなりました。しかし、この厳しい環境は逆に、軽やかさと表現力を併せ持つワインを生みました。私が日本の皆さんに伝えたいキーワードは “Great Lightness(偉大なる軽やかさ)” です。ペネデスの太陽の下では、アルコール13〜14%に頼る必要はありません。10.5〜11.5%でも、深い味わいと鮮やかなフレッシュさを表現できる――これこそ、私たちの土地の力です。」


<ブランク センサ・パペルス>

2023VTについて語るときまず触れなければならないのは、ここ数年(2021年、2022年、2023)続いている深刻な干ばつです。その影響でブドウの成熟過程においてストレスがかかり、光合成が阻害されたため、ワインのアルコール度数は低めになりました。一方で、味わいや表現の面でより成熟感を持たせたいという強い意図もあります。私は温暖な土地でワインを造っていることを示しつつ、味わい深く、軽やかでフレッシュなワインを生み出したいのです。Sense Papers 2つの区画から造られた3つのワインをブレンドしたもので、前ヴィンテージとの大きな違いは、成熟度が高くバランスの取れたワインの比率をブレンドにより多く取り入れている点にあります。フレッシュで味わい深く、テクスチャーのある仕上がり。Sense Papers は、チャレッロの3つの側面を表現しています。また、この地域の石灰質土壌の特徴がよく現れており、豊かな塩味やミネラル感が感じられます。軽やかなスタイルの中に複雑さを備えた、フレッシュで飲み心地がいいワインです。

 

<ワイン情報>

タイプ/ 白
品種/ チャレッロ
生産者/ Bodega Clandestina(ボデガ・クランデ スティーナ)
銘柄/ ブランク センサ・パペルス (Blanc Sense Papers)
国/ スペイン
地域/ カタルーニャ、ペネデス
生産年/ 2023
栽培/ オーガニック、ビオディナミ

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