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ブルゴーニュ・アリゴテ 2022 / ドメーヌ・ローラン・パタイユ

ブルゴーニュ・アリゴテ 2022 / ドメーヌ・ローラン・パタイユ

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税込み。

先日ファミリーで来日中のパタイユ兄弟と食事を共にさせていただく、非常に貴重な時間をいただきました。
彼等の長年の飽くなきチャレンジと自然との真摯な対話、ワインに対する情熱は驚くほど熱く、ワインの中に以前以上のエネルギーを感じることができました。
現地のインフレやブルゴーニュの価格高騰、円安の影響と、今や気軽に手の届く範囲からは少し遠ざかってしまった彼等のワイン等。
気軽にという訳にはいきませんが、特別な日にじっくり向き合いながらお楽しみいただけましたら。

<ローランがワイン造りに至ったストーリー>(輸入元様資料より抜粋)

ローランは1978年生まれ、パタイユ兄弟の父はバスの運転手でしたが、その仕事の空き時間である午後に友人のジャン・フルニエ(マルサネ最古の造り手と言われている老舗)の畑の手伝いをしていました。1980年代に0.5エーカー(約0.2ha)の僅かなブドウ畑を購入したことがきっかけで、幼かった兄弟も学校が終わると父の畑やジャン・フルニエの畑で手伝いをするようになり、ワイン造りに自然と親しんでいきます。夏休みには、毎年2週間ボルドーのメドックにある父方の大叔父の醸造所を訪れ、さらにワイン造りの経験を積んでいきました。ローランはその後、ボーヌのブドウ栽培と醸造学の学校に通い、その後、ディジョンの大学で醸造学の学位を取得。 在学中にインターンシップをサンテミリオンのシャトー・カロンやアルザスのルネ・ミュレで行い、エノログ国家資格を取得します。さらにボルドーで経営管理の修士号を取得、2003年よりプイィ・フュメのシャトー・ドゥ・トラシーで5年間責任者を務めていました。



しかし2007年に父親が病気になったこと、さらにその翌年、兄シルヴァンのドメーヌの主要従業員のひとりが退職したことが重なり、ブルゴーニュへ戻り、兄のドメーヌで働くことを考え始めます。ローランの友人達は兄弟や家族で一緒に働くことは、色々とトラブルが生じることも多く難しいと引き止めましたが、シルヴァンとの度重なる話し合いの末、シルヴァンの右腕として働くことを決心します。彼がシルヴァンと一緒に働き始めてから2年後の2010年に、小規模な区画の畑を借り、自らのワイン造りをスタート。フィサンの12アール(1アール=0.01ha10m×10m)のピノ・ノワールとマルサネの3アールのアリゴテという極めて小規模な畑で造られたファースト・ヴィンテージは、霜による被害もあり結局150本のみしか造れませんでしたが、ローラン・パタイユとしてのワイン造りが始まりました。


通常のヴィンテージでは700本程度の生産ということもあり、彼は他の市場にワインを販売しませんでした。またローランは殆ど誰にもワインを造っていることを話さなかったため、2017年までローランが自らのワインを造っていることは、ブルゴーニュで全く知られていませんでした。2010年から現在に至るまで、マルサネのエ・シェゾやラ・シャンパーニュ・オートのアリゴテの区画を借り、2019年には30アールのロンジュロワの畑を購入、さらに父親が借りていた畑を譲りうけるなどして畑を拡張し、徐々に生産量を増やしています。


彼の生み出すワインには、ナチュラル感と共にピュアで幾層にも重なる奥行きのある旨みがあり、さらに膨大なエネルギーを感じさせてくれます。すでにマルサネのスーパースターとなっている、兄シルヴァンのワイン以上に希少なブルゴーニュワインをぜひお楽しみ下さい。

 

<ブルゴーニュ・アリゴテ>

0.2haの区画から年間僅か350本程度の生産。

レ・ロンジュロワの真下の斜面に位置する2つの隣接するリュー・ディ、レ ゼタール(Les Etalles)とラ・シャンパーニュ・オート(La Champagne Haute)のブドウを使用。ワインにボリューム感を出すため、ピノ・ノワールを植えればマルサネになる区画に、あえてアリゴテを植えている。ここでもローランは、高密植にトライしており、アリゴテで20,000/haは驚異的である。ブドウ栽培はオーガニック(ビオディナミ)。透明感があり良く熟し厚みも感じられる希少なアリゴテ。

※VT2022は、非常に暑く、乾燥した年でした。

 

<ワイン情報>
タイプ/ 白
品種/ アリゴテ100%
生産者/ Domaine Laurent Pataille (ドメーヌ・ローラン・パタイユ)
銘柄/ ブルゴーニュ・アリゴテ (Bourgogne Aligote)

/ フランス
地域/ ブルゴーニュ
生産年/ 2022
栽培/ 有機栽培


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