ペティアン ロゼ 2022 / ベンツェ・ビルトック
ペティアン ロゼ 2022 / ベンツェ・ビルトック
「発酵途中の赤ワインを飲んだ感覚」
ワインから「天才」という言葉がまず浮かぶ凄まじいセンスのある造り手。
その魅力とは?
ワイン造りにおいて、亜硫酸を全く使わずに造ることは、至難の業と言われています。その難作業を2011年の醸造開始以来、僅か7年で成し遂げた天才醸造家ベンツェ・イシュトヴァン。
自然の力こそが全てで、自身は結局何もできない。いや、できる限り何もせず、自然に力を発揮してもらうことで、畑とブドウの調和が発見できる。その調和がワインに反映され、その年のワインが出来上がるものなのだ、と彼は考えます。
非常に複雑な土壌を持つイシュトヴァンの畑の近くには、玄武岩の石柱がパイプオルガンのように連なった自然遺産があるそうで、その景色を目にしたとき運命的な出会いを感じたことをキッカケに、IT業界出身の彼がこの地でワイン造りを始めたそうです。
亜硫酸無添加による欠点はなく、飲んで実感できる圧倒的な品質と美しさに魅了されます。
<ペティアン ロゼ>(輸入元資料より抜粋)
このワインを作った目的は発酵途中の赤ワインを飲んだ感覚をイメージしてもらうため。液体はエネルギーを保ち、にごり、泡立ち、ジューシー。とても飲みやすく、海がすべてを飲み込むような・・・。ペットナットロゼの変わらないコンセプトです(2022年は2回目の醸造)。
口に含んだその時、躍動を感じます。赤リンゴ、イチゴ、アセロラ、ゆすら梅。チャービルに月桂樹。テンポよく香りは広がり、みずみずしくジューシーなうま味が口中に展開されていきます。ワインはずっと伸びやかでエネルギーに満ち溢れ、時間の経過とともに仁丹やなつめ、くるみ、カカオなども感じられ、香りはより複雑に深化していきます。
2022年はデゴルジュマンをしていません(開栓注意です)。
<ワイン情報>
タイプ/ 泡(ロゼ うすにごり)
品種/カベルネソーヴィニョン、ブラウブルガー、Zervin、Kek Bakator、Keknyelu
生産者/ Bencze Birtok(ベンツェ・ビルトック)
銘柄/ ペティアン ロゼ (Pétillant Rosé)
国/ ハンガリー
地域/ ヴェスプレーム、ヘジマガス
生産年/ 2022
SO2/ 無添加
ー公式ホームページー
http://www.benczebirtok.hu/en/