ボンヌ マール 2014 / コント ジョルジュ ド ヴォギュエ

ブルゴーニュ・ワイン好きだけでなく、世界中のワイン・ラヴァーが、名前を聞くだけで特別感を抱くであろう造り手「コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」。

シャンボール・ミュジニーにドメーヌを構え、所有する12.5haの畑の内、グランクリュは10ha。中でもミュジニーは、7.2haと全体の3/4。古区画のプティ・ミュジニーはモノポール。ボンヌ・マール、レ・ザムルーズにも広範囲に畑を持つ、1450年から始まる歴史的盟主です。

ドメーヌに名を冠するジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のこと。現在ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちですが、 長らく栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されていました。 2021年末、ドメーヌを支えてきた醸造責任者のフランソワ・ミエが退任し、後任としてジャン・リュパトゥリが任命されています。

今回、リコルクからご案内するワインは、ボンヌ・マールの正規蔵出しバックヴィンテージ。

「ミュジニーが父、レ・ザムルーズが母、ボンヌ・マールは伯父さん。つまり家族が違うということ。」と言われるヴォギュエのボンヌ・マール。大部分はテール・ルージュ（赤土）にあり、黒い果実のニュアンスが強く出て、逞しさを持ち合わせている１本です。

多くの愛好家を魅了し続けるヴォギュエのバックヴィンテージ。どうぞ、特別な１本として、その感動を味わってください。