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マジョバ・ミラルカ 2021 / ドヴラ・ヴィニツエ
マジョバ・ミラルカ 2021 / ドヴラ・ヴィニツエ
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チェコワイン生産者の最高峰として真っ先に名の挙がる「Petr Nejedlik」が率いる、ドヴラ・ヴィニツエ。2023年に亡くなった偉大なる生産者で、彼は、数多くの他国のワイン生産者及びワインそのものに学び、まさに試行錯誤の中、徹底した研究で素晴らしいワインを作り上げていきました。
1997年に、ポディジー国立自然公園内にワイナリーと畑を構えたドヴラ・ヴィニツエ。化学的な農薬は一切使用しないビオロジックまたはビオディナミによる栽培で、自然との調和を第一優先にワイン造りに励んでいます。
ビオディナミの第一人者マダム・ルロワや世界最優秀ソムリエのオリヴィエ・プシエ、ワイン評論家ヒュー・ジョンソンなどが評価をし、世の中に名が知れ渡っていったドヴラ・ヴィニツエ。
チェコの自然派ワイングループ「AUTENTISTE」のリーダー的存在であり、数多くの志高き生産者達が、ペトルの技術や知識、哲学を学びに、彼の下を訪ねてきては、惜しみなく伝授しているとか。
ワインは、天然酵母による発酵で、熟成は、新樽または8000年前の歴史があるジョージアから運んだクヴェヴリを使い分け、現在のキュベのほとんどは無濾過で瓶詰めされます。
Petrが亡くなり、現在は妻であるAndreaを中心にワイン作りが行われています。生前のPetrより薫陶を受けたチームでの醸造が、これからどのように変化していくのでしょう。チェコのナチュラルワイン、次の世代への委譲が今、始まりました。
<マジョバ・ミラルカ>(輸入元様資料より一部抜粋)
石英、砂(石英メイン)、粘土、花崗岩、片麻岩、火打石。天然酵母で発酵、発酵後すぐにノンフィルターで瓶詰めです。樹齢の若い木などで良質なブドウが収穫できたときに行われる手法で、若々しさと澱のうまみが同居したワインを楽しむことができます。
発泡はほとんど感じられません。南国フルーツの世界、パパイヤやジャックフルーツ、少しドリアンも感じられます。徐々にヤギのフレッシュチーズやアケビ、柑橘のジャムが現れ、口中で液体はとろみを増していきます。ベースに美しいグリーンフレーバーが感じられ、乳白色の緑のイメージが浮かびます。綺麗な酸の中にあるとろみと甘酸っぱさがあいまって、幸せな余韻を演出します。酸が強くミネラリーな21年の状況でありながら、こんなリッチなワインを作れる。さすがはDobraです。こちらも澱と混ぜてください。
<ワイン情報>
タイプ/ 白(オレンジ)
品種/ミュラートゥルガウ
生産者/ Dobrá Vinice (ドヴラ・ヴィニツエ)
銘柄/ マジョバ・ミラルカ(Majova Milerka)
国/ チェコ
地域/ 南モラヴィア州 ズノイモ
生産年/ 2021
栽培/ ビオロジックまたはビオディナミ栽培
SO2/ 無添加
生産者公式HP: https://www.dobravinice.cz

