マダム・レーヴ 2022 / ニコラ・ルナール
マダム・レーヴ 2022 / ニコラ・ルナール
<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)
パリでJ.P.ロビノーが経営していたワインバー:ランジュヴァンにてニコラ・ルナールのシュナン(AOCジャニエール キュヴェ モリエール1995)を始めて飲んだ時に、一瞬で虜になった。こんなシュナンを造った人は誰だとすぐに会いに行き、そこからずっとラシーヌはニコラを追いかけることになる。
95、96のジャニエール、ポニャトフスキーで造った99(オーナーがネゴシアンにバルク売りするというのを止めて、ティエリー・ピュゼラにネゴシアンとしてバルク買いすることを依頼、Vin Vrai de Vouvrayシリーズとしてナンバリングされリリース)、01~03のルメール・フルニエ。その後2004年以降はどこで何をしているのかとんと分からなかった。ある時、ティエリー・アルマンにて白ワインを醸造していると聞いて安堵するも、その後いなくなったと知り、心配していたが一向に行方は知れなかった。
そして2014年の暮れ、突然「今年からロワールのアンボワーズでワインを造っている」と、ニコラからの連絡を受けた。彼の新作がまた飲むことが出来ることに喜びを隠せなかった。しかも2011年から2013年まで造っていた、サン・ペレのワインもセラーで熟成中だという。
「50歳にしてようやく落ち着くことが出来たよ」と話すニコラ。金銭的、性格的な問題か、アンボワーズへ移り住んできてからもなかなか土地の所有者と折り合いがつかずに2、3年ごとに畑が変わってしまっている。しかしながら毎年リリースされる彼のワインには(リリースされないこともままあるが)、私たちは魅了されずにはいられない。
<マダム・レーヴ>
2022年モンルイでは稀にみる豊作の年で、二コラの友人であるリュドヴィック・シャンソンでもその例にもれず多くのブドウが収穫が期待できた。そこで日頃からちょっとした時に助言をくれる二コラへのお礼として、ブドウを一部、二コラの思うタイミングで収穫させてくれ、醸造もさせてくれた。マダム・レーヴとはAlain Bashungの曲名から。二コラのシュナンにしては比較的ドライな仕上がり。
<ワイン情報>
タイプ/ 白
品種/ シュナン・ブラン100%
生産者/ Nicolas Renard(ニコラ・ルナール)
銘柄/ マダム・レーヴ (Madame Rêve)
国/ フランス
地域/ ロワール
生産年/ 2022