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ユラン NV / ドメーヌ・ド・マルジリー

ユラン NV / ドメーヌ・ド・マルジリー

通常価格 ¥11,550
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税込み。

<ワイナリー情報>(輸入元様資料より抜粋)

ドメーヌ・ド・マルジリーは、シャンパーニュ地方の最北端マッシフ・ド・サン ティエリーにある絵画のように美しい緑に囲まれたエルモンヴィル村から程近いリュ・ディ「マルジリー(Marzilly) 」に畑を所有している。

若いベルギー人のマキシム・ユランス(Maxime Ullens)が創業したこのドメーヌは家族経営で、地域の伝統と地元の生物多様性を尊重しながら個性豊かなシャンパーニュを生産している。

ドメーヌの歴史はマキシムと彼の父親が、廃墟と化したシャトー・ド・マルジリーを2012年に手に入れたところから始まった。数十年間放置されていた12世紀のこの建物に魅了された彼らは、かつての栄光を取り戻そうと決意し、再建工事を開始した。

シャトーの庭園で行われた土壌分析と地元の資料を研究することにより、 一家はマルジリーのブドウ栽培の過去について詳細を知る機会を得て、そのポテンシャルに確信を持つようになった。この地域の豊かな歴史と伝統的 な醸造方法に触発されたマキシムは、ベルギーでの史跡修復というキャリアに完全に終止符を打ち、妻のアンナとともに新しいワイナリーを設立するという挑戦を受け入れた。

マキシムは、産地に誇りを持ち、明確なゴールを掲げている。それは、地元の資源を活用し、この地域の伝統的なノウハウを尊重しながら、マルジリーとマッシフ・ド・サンティエリーの文化的・歴史的遺産を前面に押し出すいうことだ。

壮大な夢から生まれたドメーヌ ・ド・ マルジリーは、現代の技術と伝統を組み合わせて最高のシャンパーニュを造り出している。シャトー の建物に使用されていたオーク材を材料とした4000kgのブドウが入る伝統的な丸型のプレス機でプレスをしたり、発酵に使うバリックの一部は、シャトーの庭園で育った木から作られている。

マキシムは、地元唯一の樽 製造業者であるTonnellerie de Champagne Ardenneと協力して、毎年、細心の 注意を払ってオーク材を選択し、1つの樽でもローストの度合いを複数に分けるなどの並々ならぬこだわりを持って、伝統的なシャンパーニュサイズである205Lの樽に生まれ変わらせている。

醸造・熟成において、マキシムは人為的介入をできるだけ避けることを徹底している。そのため、マロラクティック発酵は自然の成り行きに任せ、澱とともに熟成させている間はバトナージュを行わない。

さらに、醸造工程のどの段階においても温度コントロールは行わない。マキシムは、”ヴィンテージ”とは畑でブドウが成長している間の気象条件だけでなく、ブドウが収穫されてからもその影響は続いている、と強く信じていて、むしろ、ヴィンテージの影響は発酵や熟成している間もさらに続くと考えている。つまり、暑い年は発酵が早く始まり、寒い年は遅く始まり長く続くということがそれを意味しており、セラーで温度コントロールをしないため、天候(温度、湿度、気圧)によって熟成過程は毎年異なる。

瓶熟成時は、年に2回、手作業でポワンタージュを行い、ピュピトルで澱下げを行い、デゴルジュマンでも手作業で行う”ア・ラ・ヴォレ”式を採用している。瓶詰めは、無濾過、無清澄で行われる。

既に高い評価を受けており、ゴ・エ・ミヨ誌では2020年ワイナリーオブザイヤーに、ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ誌では、2021年Genius of tomorrowに選出されている。ワイナリーは現在建設中で、それまではアヤラがかつて使っていた醸造施設を借りている。

数多の生産者の中でも際立ってこだわりが強くマニアックといえるマキシムの気質によって、このワイナリーが今後どのような進化を遂げていくのか目が離せない。

 

<ワイン情報>
タイプ/ 泡・白
品種/ムニエ80%、シャルドネ20%
生産者/ Domaine de Marzilly(ドメーヌ・ド・マルジリー)
銘柄/ ユラン(Ullens)
国/ フランス
地域/ シャンパーニュ
生産年/ NV
栽培/ オーガニック農法

 

公式HP: https://domainedemarzilly.fr

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