ラ・タンドレス 2023 /マリー・ロシェ
ラ・タンドレス 2023 /マリー・ロシェ
<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)
マリー・ロシェは、クロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りて、2018年にナチュラルワインのミクロネゴスを立ち上げました。彼女は高校卒業後、マルセル・ラピエールで5年間ブドウ収穫を経験。その後は別の分野で働いていましたが、ナチュラルワイン造りに惹かれロワールに移住。レ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュ、ブリュノ・アリオンでの研鑽を経て、ミクロネゴスを立ち上げました。ワインをアール・ド・ラ・ターブル(食卓の芸術)と考えるマリーのワインは、味わいだけでなくプレゼンテーションもポエジー(詩情)に溢れています。このため初VTからパリや欧米で大ブレイク。1年以上待って日本への割り当てを確保することができました。
<ラ・タンドレス>
このキュヴェもシャンソンのタイトルにちなんで命名しました。ラ・タンドレスという曲は、1960年代に活躍したBourvilブルヴィルが歌っていました。その後も多くの歌手によってリメイクされました。私はこの曲が大好きです。ラ・タンドレスとはフランス語で「優しさ、愛情」という意味です。この曲の中では、「人間はお金や名誉がなくても生きているが、優しさがないと生きてはいけない。」と歌われます。この曲は、レ・パサントの曲とじように、人間関係の重要性、他者との絆の重要性、人として必要な他者への感情、つまり優しさを呼び起こしてくれるのです。
ブドウは手摘みで収穫し、品種毎別々に野生酵母で醸造する。ピノ・ノワールは10%全房で、ピノー・ドニスは完全に除梗して、それぞれホウロウのタンクで自発的に発酵。ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造。足によるピジャージュを行う。ルモンタージュは1日1回実施。その後、ピノ・ノワールは樽(新樽は用いない)に移し、ドニスはホウロウタンクのまま、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め枚に2品種をブレンドして、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に必要最小限添加。2023ヴィンテージの収穫はピノ・ノワールが9/8とピノー・ドニスが9/15。総生産量4,570本。アルコール度数は12度。2024年7月時点のSO2トータルは17mg/l。
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ ピノ・ノワール70%、ピノー・ドニス30%
生産者/ Marie Rocher(マリー・ロシェ)
銘柄/ ラ・タンドレス(La Tendresse)
国/ フランス
地域/ ロワール
生産年/ 2023
栽培/ ビオ