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リースリング シュール グレ 2023 / ヤン・デュルマン
リースリング シュール グレ 2023 / ヤン・デュルマン
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ほぼ添加物を使用しないワイン造りをする両親の姿を見て育ち、幼少時から自然に畑仕事や醸造仕事に携わってきたヤン・デュルマン。2008年に家業に参画し、2018年には当主となりました。
畑を訪れると、そこには、膝上まである自然の草がボウボウと生えていて、一体、どこからがブドウの葉っぱ?なんて一瞬迷うほど。1990年代から有機栽培で管理し、2011年からはアグロフォレストリーの考え方に共鳴し、畑に数百本の木を植えて、最近の気候温暖化の影響を最小限に食い止めることができているとか。
家畜・農作物を飼育・栽培する農林業に共感を持ち、木々を育て、羊を飼い、ブドウ樹を育てていますが、羊たちが毎年秋になると嬉しそうにここの草を食べるのですって。羊のために下草を混合栽培し、肥沃な土壌に生える草が美味しく茂っているのですね。
そんなヤン・デュルマンが持つ畑は、他に類を見ない地質学的多様性があり、特にリースリングの畑と、3つあるグラン・クリュの畑は、その個性をワインにハッキリ表現できるほど。目をつぶって飲むと、其々の土壌を大切にしていることが伝わってきます。
<リースリング シュール グレ>(輸入元様資料より抜粋)
色は薄めでクリアな外観。
軽やかで、柑橘系の風味が広がります。
飲みすすめると華やかな香り、白桃,などが出てきて、複雑さも感じます。軽快で飲みやすいスタイル、心地よい酸も魅力です。
<2023年ヴィンテージについて>
2023年ヴィンテージは暑く、ぶどうは早熟となった恵まれた年で、果実味のあるワインをもたらしてくれました。幸いにも、早めに収穫したことで、フレッシュさと良いバランスを保つことができました。
2022年の猛暑と自然酵母による発酵の難しさをふまえ、2023年は収穫時のブドウ受け入れ時の工程を変更しました。
2023年のすべてのブドウは除梗してから一晩マセラシオンし、翌日に圧搾しました。この発酵前のマセラシオンでは、果皮からタンニンを抽出せず、栄養分だけをより多く引き出すことができます。そのため、果汁には色素がほとんどついていません。この新しい方法のおかげで、収穫時の余裕が生まれ、午後にも収穫が可能になりましたし、圧搾時の負担も減りました。2023年のすべてのワインは、亜硫酸(二酸化硫黄)を加えず、自然酵母だけで発酵させました。
今回のロットのワインはすべてステンレスタンクで醸造し、発酵が終わってガスを多く含んでいるうちに瓶詰めしました。これによりフレッシュさが保たれ、「マウスノート」(いわゆるネズミ臭)の発生リスクも低減されました。
<ワイン情報>
タイプ/ 白
品種/ リースリング100%
生産者/ Domaine Durrmann(ドメーヌ・デュルマン)
銘柄/ リースリング シュール グレ (Riesling Sur Gres)
国/ フランス
地域/ アルザス
生産年/ 2023
栽培/ オーガニック
SO2/無添加(自然発生Total SO2/ 20mg/l)

