リースリング 2021 / ボット・フリジェ
リースリング 2021 / ボット・フリジェ
「ナチュラルでありながら型があり、型があるのに面白みがある。」そんな造り手に出会いました。
スロバキアの国境地帯、ドナウ川を渡ればすぐにハンガリーという土地コマルーノという町に2005年に設立されたボット・フリジェ。
この土地、かつてはカルパチア海の底にあり、基底部には石灰、その上に火山性の土壌が重なっています。農法はビオディナミを採用、低収量でのブドウ収穫、醸造において亜硫酸の使用は最小限にとどめ、2017年より無濾過で瓶詰めしています。
特筆すべきはハンバーガー方式と呼ばれるセミマセラシオンの醸造法です。足でつぶしたぶどう(15%程度)の上に、全房のブドウ(70%程度)、その上に除梗したブドウ(15%程度)を重ねて醸造します。この方法によりピュアな果実味をワインに残すとともに、炭酸ガスからもたらされる過剰なバナナや風船ガムの香りを避けることができます。
JuhfarkやFurmint、Kadarkaなどの地品種からPinotNoirやTraminerなどの国際品種まで様々な品種を栽培し、それぞれの品種に合わせた醸造法は、彼の職人技をワインを通じて感じることができます。
<リースリング>
海抜 250 メートル。土壌はチョークと粘土が混ざった火山岩。 9月半ばと10月初旬に収穫。全房でプレスして自然発酵。500Lのハンガリーオークで上質な澱の上で10か月熟成させます。亜硫酸をわずかに加え、無濾過で瓶詰めです。
温度管理が大切なワインです。温度は低すぎず、高すぎず。具体的には16度以上にしないことで、ミネラルがぼやけず、果実と酸そしてうま味が調和した世界を体験いただけます。
(インポーター資料より抜粋)
<ワイン情報>
タイプ/ 白
品種/ リースリング
生産者/ Bott Frigyes(ボット・フリジェ)
銘柄/ リースリング(Riesling)
国/ スロバキア
地域/ ニトラ県 コマールノ
生産年/ 2021
栽培/ビオディナミ
SO2/ 必要最小限