ル・シロンス・エ・ラ・レゾナンス 2021 / YURA（由良 仁太郎）

由良 仁太郎

アルザス在住の日本人生産者。2012年からアルザスで醸造・栽培に携わり2020年に独立。現在はDomaine Grossの醸造所と畑を借りワインを製造しており、将来的に個人で畑とワイナリーの取得を目標としている。

ビオロジック、ビオディナミで管理された葡萄のみを使用。粘土石灰質土壌から生まれるワインを好み、伝統的なアルザスのスタイルにとらわれず、新参者だからできる新しいスタイルにチャレンジしている。多くの種類のワインは造らず、品種とキュベ数を絞って品質をあげる事にエネルギーを注ぎ込んでいる。

＜ル・シロンス・エ・ラ・レゾナンス＞

抜栓直後は柑橘系とジンジャーの香り。時間と共に熟れた桃の香りがあがってくる。飴玉が口の中で溶けだすように酸と甘味が広がる。温度は12～14度ぐらいの少し低めの温度からスタートし、ゆっくりと温度をあげながら香りの変化を楽しいんでほしい。オーセンティックなタイトな味わいのアルザスリースリングとは異なり、ふくよかで角のない味わいが特徴的。圧搾後、10度まで温度を下げ一晩放置。デブルバージュ後500L樽、ステンレスタンク、セラミックタンクの3つに分けて野性酵母にて発酵。10ヶ月間シュール・リ熟成、樽熟成のものは数回バトナージュをかける。亜硫酸についてはMLFが終わるまで一切添加しない。オリ引き後、アッサンブラージュさせ2ヶ月間さらに熟成。瓶詰前にCO2量が1100mg/L残っていたが、繊細な香りを守るためガス抜きをせずそのまま瓶詰した。  

（輸入元様資料より抜粋）

＜ワイン情報＞

タイプ/ 白

品種/ リースリング100％

生産者/ YURA （由良）

銘柄/ ル・シロンス・エ・ラ・レゾナンス（Le silence et la resonance）

国/ フランス

地域/ アルザス

生産年/ 2021

栽培/ ビオディナミ

生産者公式HP: https://www.facebook.com/profile.php?id=100076242640097