ロッソ 2022 / マッサ ヴェッキア
ロッソ 2022 / マッサ ヴェッキア
<ワイナリーについて>(輸入元様資料より抜粋)
トスカーナ州の南端グロッセート県のほぼ中央に位置するマッサ マリッティマにあるマッサ ヴェッキアは、1985年にファブリーツィオ ニコライーニが始めた農場。父アルベルトが1972年にクエルチョーラの区画に植えたサンジョヴェーゼとトレッビアーノを受け継ぐ形で、1985年にアリカンテ、アレアーティコ、カベルネを接木し、ワイナリーとしての活動をスタートすることになりました。
1980年代は、テクノロジーが進歩する中でブドウ栽培やワイン醸造においても化学的なものが良しとされており、有機栽培のブドウによるワインなど理解されない、もしくは欠陥のあるものとさえ認識される風潮がありました。しかし、当時からマッサ ヴェッキアの根幹をなすコンセプトは、「母なる大地への愛、そしてそれに付随して、自然に危害を加えるようなあらゆるものを拒否する」というものがあり、妻であるパトリーツィアと共に歩み始めたことでその思いはさらに強いものとなりました。
土壌やブドウの特性をより自然な形でワインに表現できればという考えの元、当初から一切の化学肥料を使わない有機農法を実践し、家畜の飼育~その家畜に与える餌の生産~ワラや残根と家畜の糞尿から完熟堆肥の生産と、これらの全てを自分たちでまかなう循環型農法を実践。ワイン造りでは、ブドウに住む野生酵母のみから栗製の開放醗酵槽でのマセレーションと醗酵を行い醸造を行っています。
<ロッソ>
「ロッソ」は、年ごとのワイナリーの置かれている状況次第で生産されるかされないかも、セパージュも変わるワイン。
2020と2021は樹齢の若いサンジョヴェーゼのワインでしたが、2022は若いサンジョヴェーゼに加え、新たに借り始めた区画のサンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、カベルネ ソーヴィニョンも混醸されたものになりました。
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ サンジョヴェーゼ65%、チリエジョーロ25%、カベルネ ソーヴィニョン10%
生産者/ Massa Vecchia(マッサ ヴェッキア)
銘柄/ ロッソ(Rosso)
国/ イタリア
地域/ トスカーナ
生産年/ 2022
栽培/ 有機栽培
生産者公式Hp:https://www.massa-vecchia.com