ロマネ・サン・ヴィヴァン 2022 / ドメーヌ・ド・ラルロ
ロマネ・サン・ヴィヴァン 2022 / ドメーヌ・ド・ラルロ
ブルゴーニュ生産者の中でも、ビオディナミにより進化を遂げ、次々優れた醸造家の着任、そのワイン達にますます注目度が高まり、入荷と同時に売り切れていくワインのひとつ、ドメーヌ・ド・ラルロ。
最新ヴィンテージ2022年が、リコルクにも登場です!
僅か0.25haを所有する、押しも押されぬラルロのトップキュベ、ロマネ・サン・ヴィヴァン。収量激減の今年は、出会えた事にまず感謝です。ラルロのファンであれば、いつかは手に入れたい至宝の1本。
<2022年のビンテージ情報>
ドメーヌ・ド・ラルロの醸造責任者、ジェラルディーヌ・ゴドーが2022年について語りました。「この年は暑かったので、2020年と似たようなヴィンテージになると予想していました。夏には熱波があり、ブドウ畑のチームはしばしば朝の5時から作業を始めなければなりませんでした。開花は2020年よりも早い8月の収穫を示唆しました。8月にブドウの木の分析を始めたとき、白の果汁がほとんど緑色で、酸度が高く、糖度が低いことに驚いたのです。葉は茶色ではなく、落葉もしていなかったので、成長サイクルは続いていると推測しましたが、実際はブドウの木が身を守るために止まっていたのです。気温が下がり始め、正常化すると、サイクルが再開しました。収量は平均38hL/haで、2020年に比べて高く、より多くの量を得ることができました。自然な酸味を備えた古典的なブルゴーニュ・スタイルを実現することができました。ワインは2021年よりも骨格とボディがあるが、スタイルは似ています。私たちは8月26日に白と赤の両方で、それぞれ午前中とその後にピッキングを始めました。収穫のほとんどは8月31日に終わり、オート・コートは9月10日に収穫しました。果実は熟しており、あまり選果の必要はありませんでした。このヴィンテージでは全て除梗しました。発酵は普通で、短い低温予備発酵を行い、キュヴェゾンはマセラシオンのためのルモンタージュを挟んで約20日間で、これは前ヴィンテージとほぼ同じです[ピジャージュは2021年から中止]。アルコール度数は13.0%~13.5%で、オート・コートではやや低い。エントリー・レベルのワインを除けば、3月頃から瓶詰めされました。これはドメーヌの強力なラインナップです。ロマネ・サン・ヴィヴァンは、予想通り最高の出来栄えです。私にとって、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュは、モン・デ・オワゾーは言うに及ばず、この畑の優れた表現です。梗を適切に加えることで、より複雑さが増したのではないかと思う部分もある。しかし、ゴドーはブドウの木に水分のストレスがあることを発見したため梗が完全に熟さないリスクを感じたのでした。
※インポーター資料より
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ ピノ・ノワール
生産者/ Domaine de l’Arlot (ドメーヌ・ド・ラルロ)
銘柄/ ロマネ・サン・ヴィヴァン(Romanne Saint Vivant)
国/ フランス
地域/ ブルゴーニュ
生産年/ 2022
栽培/ ビオディナミ