ワイ ソゥ シリアス ザ レッドボトル NV18 / マティアス ワーヌング
ワイ ソゥ シリアス ザ レッドボトル NV18 / マティアス ワーヌング
<マティアスの町の、小さなプロジェクト>
「パーマカルチャー・プロジェクト」という、マティアスがとても大切にしている自然を守る「パーマネント=永続性、アグリカルチャー=農業、カルチャー=文化」をつなぐコンセプトのワインが、2種類リリースされました。
2種類のワインの収益は全て、このプロジェクトに使われます。
●Why So Serious – The Red Bottle
ワイ ソゥ シリアス ザ レッド ボトル
<マティアスのワインとの出会い>
リコルクとの出会いは、2018年。ツェッペやシュトロマイヤーの現地研修にオーストリアを訪問し、ウィーンで最高のナチュラルワインが揃うワインバー「O boufes」へ行ったときのこと。
シェフソムリエに「まだ日本に入っていない可能性の高い注目生産者のワイン」というリクエストに答えて注いでくれたのがマティアスのワイン。一目惚れならぬ「一口惚れ」で、衝撃が走ったワインでした。
帰国後、半年ほどして、信頼するインポーターさんから「絶対に飲んでみてほしい」と紹介されたのが、このマティアスのワイン。まさに「会いたかったよ〜!」という気持ちで、再会を果たしたのです。
生産本数が少なく、日本への入荷本数も極々僅かですが、マティアスの貴重なワイン達が今年もリコルクにやってきてくれました。
アンドレアス・ツェッペやタウス、ウェルリッチといったシュメック・ダス・レーベンのメンバーのワインが好きな方には絶対味わいっていただきたいワインです。
<ワイナリー情報>(輸入元様資料より抜粋)
オーストリア クレムス近郊、エッツドルフの生産者マティアス。彼は南アフリカ、スワートランドでクレイグ ホーキンスとランマーシュークワイナリーで醸造学、自然栽培、有機ブドウ栽培への転換、ナチュラルワインの経験をしました。2010年に父親からワイナリーの運営を引き継ぎ、すべてのワインを自然に発酵させ、硫黄をほとんど使わないスタイルを貫きます。とても若いが、気持ちは70歳近いくらいの頑固者。心身を引き締める為、真冬でも水風呂に入る僕の知っている生産者の中でも群を抜いてストイックな男。彼の友達の羊農家でとある悲劇が起こった事がありました。それがある日、羊が二匹無残に死んでいました、『それは何だかわかるかい?羊が死んだのは悲しいけど僕等の喜びを感じたんだ。野生の狼が返ってきたんだよ』 と、嬉しそうに話すマティアスの自然をこよなく愛する実直な人間。また彼作るワインは北ながらの酸とミネラルの骨格がきっちりして温度を上げていくと優しさが見え隠れする、彼らしいワインを醸し出しています。彼の今後の挑戦も楽しみです。
<ワイン情報>
タイプ/ 赤
品種/ ブラウアーポルトギーザー100%
生産者/Matthias Warnung(マティアス ワーヌング)
銘柄/ ワイ ソゥ シリアス ザ レッドボトル(Why So Serious – The Red Bottle)
国/ オーストリア
地域/ カンプタール
生産年/
栽培/ オーガニック