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ヴァルド 2023 / ニコラス・ユレティッチ
ヴァルド 2023 / ニコラス・ユレティッチ
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nomaでのバイ・ザ・グラス採用をきっかけに注目を集め、当時わずか5,000本ほどの生産規模ながら、たびたびメディアで「フリウリのライジングスター」として紹介されてきたニコラス・ユレティッチ。ずっと気になっていたフリウリの新星がリコルクにも初入荷です!
<ワイナリーについて>(輸入元資料より抜粋)
フリウリの葡萄栽培農家に生まれたニコラス・ユレティッチが、醸造や栽培の研鑽を積み、2018年に家族のブドウ畑やコルモンスの樹齢の高いブドウ畑を手に入れ、念願の自身のワイン造りを開始。旧市街にある小さなセラーを借りた。「樹齢が50-110年という素晴らしい畑を入手することができた。とても幸運だ。その素晴らしいブドウを活かすのにはセラーよりも畑での仕事に注力しなければならない。畑の自然な生物多様性を保つために草刈は行わないし、カバークロップの植樹も行わない。畑に生えているのは自然に育ってきた植物なんだ。また畑の周りには多くの果物の樹がある。それによって畑に影を作り涼しさを保ってくれるんだ。」とニコラスは自身のブドウ栽培のアプローチを説明する。直接日光を防ぐため除葉は一切せず、ブドウは全て日陰で成熟させる。それによりブドウはゆっくりと成熟し、十分なフェノリクスを蓄えることができる。
「収穫を遅らせることはブドウの糖、最終的なワインのアルコールが上がりすぎてしまう可能性はあるけど、それは心配してないよ。十分に熟してから収穫することによってインテンシティや複雑性を持ち、この土地を十分に表現したワインができると思うんだ。それに最終的に僕のワインはいつもバランスの取れたアルコール度数になるんだ。」旧市街のセラーが手ざまになり、2024年から 郊外に新たなセラーを借りている。
醸造に関してはフレッシュさと複雑さのバランスの取れたスタイルを目指し、過剰に酸素に触れる長期マセラシオンよりも短期間のマセラシオンやカルボニックマセラシオンを好む。「この地域には、スタンコ・ラディコンのような長期マセラシオンを行い素晴らしいワインを造る偉大な生産者がいる。実際に僕も彼から色々なことを教えてもらっているし、彼のワインは大好きだよ。でも自分自身が目指すスタイルは少し違うんだ。ブドウ自体の特徴、フレッシュさを保ちつつ同時に十分なフェノリクスの成熟に由来する複雑さ、そのバランスを大切にしたい。」偉大な先人たちにリスペクトを払いながら、自身の道を追求している。「フリウリはステンレスタンクを使用したフレッシュなスタイルと、長期マセラシオンを行い酸化による複雑性を伴うスタイルがどちらも存在するユニークな地域だと思う。僕自身はその中間を目指しているんだ。フレッシュさと複雑性が共存したワインを造りたい。」彼のワインを飲めばその言葉の意味がよく理解できる。
<ヴァルド>
標高90〜110mのポンカ土壌(石灰岩を豊富に含む砂岩および泥岩)で育つ複数の品種(すべてビオディナミ農法)をブレンド。樹齢60〜110年の高樹齢の区画。収穫は手摘みで行い、バスケットプレス。除梗せずに7日間コンクリートタンクでマセラシオンを行う。古い木樽に移し野生酵母を使用して発酵。そのまま自然にマロラクティック発酵を行い11カ月オーク内で熟成させせる。無濾過無清澄で瓶詰め。10カ月の瓶内熟成を経てリリース。年間生産量3200本。
樹齢の高い畑での混植混醸のワイン。すべての品種を同時に収穫することで、異なる成熟度のブドウが収穫でき、フレッシュさと熟度のバランスに優れたワインとなる。長くはないマセラシオン期間でもこれだけの色が抽出されることからブドウの成熟度の高さが分かる。Montのワイン名変更に伴ってGrande WaldoもWaldoに変更となった。南向き斜面のためMontよりも暖かい畑。フレッシュさが特徴的な2023年ヴィンテージにおいて、その温暖さの恩恵を受けていると感じる。熟した桃などの果実、柑橘、花のアロマに加え、グリーンがかった、火打ち石を思わせるミネラルの印象。熟した果実味と高いフレッシュさが調和しており、酸と塩味のバランスが絶妙で、まろやかで広がりのある口当たり。緊張感と洗練さが共存している。
<ワイン情報>
タイプ/ 白(醸し)
品種/ フリウラーノ50%、イストリアーナ・マルヴァジア25%、リボッラ・ジャッラ25%
生産者/ Nikolas Juretic( ニコラス・ユレティッチ)
銘柄/ Waldo(ヴァルド)
国/ イタリア
地域/ フリウリ ヴェネツィア ジューリア
生産年/ 2023
栽培/ ビオディナミ
